7月, 2013年

介護事業所支援のポイント

2013-07-28

ここ数年、ご相談いただいた多くはデイサービスの操業にかかわるものでした。
・看護師で作りたい。[デイケアではない)
・PTやOTでリハ機能を強化したい
・小規模デイを立ち上げたい
・予防事業所の経営を軌道に乗せたい
などです。
ご相談にあたって必ずすることがあります。
企業再生と同じですが、ビジネスモデルの整理、ということです
それを「顧客はだれか」「どんなサービスを提供するか」「どのように提供するか」というフレームワークで表します。
特に対象顧客を明確にすることがまず重要です。その際、客はどこから来るか、をアドバイスします
病院や直接、口コミで、というケースもありますが、多くは居宅介護支援事業所(ケアマネージャー)です。要支援者は地域包括ケアセンターが多いものです。
その事業所に「営業」してください、とアドバイスします。
経験者は自身のサービスに自信があるようで、進んで営業する方は少数です。
しかし、実際に営業してみると、必要なサービスや提供方法に関する質問が出たり、現在持っている利用者の要望が実現するか、の質問も出るものです。
ここから、事業の成功の鍵をつかむことができます。

事業再生の参考本(ご紹介)

2013-07-28

事業再生を目指すコンサルの方に、参考となる本をご紹介します。
円滑化法の期限到来を控えた昨年末から、再生支援協議会では新スキームや暫定スキーム(リスケ)での支援手法が登場しました。また、認定支援機関でのスキームも登場しています。
このベースとなる経営改善計画作成フレームが、中小企業庁から今年初めに「ひな形」と称して公開されています。
これら、一連の再生支援スキームの変化や新しい経営改善計画フレームの作成に関する情報が提供された本が以下の出版物です。
* 別冊版 実践的中小企業再生論 著者藤原敬三 金融財政事情研究会刊
* 改訂版 実践的中小企業再生論 同上
の2冊です。
ぜひ読んでいただきたいものです。

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